睡眠時無呼吸症
SLEEP APNEA
睡眠時無呼吸症候群の治療
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に息が止まってしまう症状、またそれに伴って目が覚めてしまいうなどの症状です。
肥満や舌の根の位置(舌根沈下)、飲酒、睡眠薬の使用、また鼻の炎症、鼻づまりが原因と言われています。
当院では睡眠検査により患者さんの現状を把握し睡眠時無呼吸症候群の治療にあたります。
睡眠検査
現在、睡眠に関する悩みを抱えている方は非常に多いと言われています。日本人を対象にしたある調査によると、5人に1人が「睡眠で休養が取れていない」「何らかの不眠がある」と回答しているそうです。(参照:厚生労働省e-ヘルスネット/不眠症ページ)
不眠が続くと日中にさまざまな不調が出現するようになるため改善が必要となります。
当院では、まずは皆さまにご自身の睡眠の状態を把握していただくため、睡眠検査を実施しております。
当院での睡眠検査について
「脳波」を測る「睡眠検査」を実施しております。この睡眠検査では主に次のことがわかります。
- 脳波解析ならではの詳しい睡眠の質
- あなたの睡眠トラブルのリスク
- あなたにあわせた睡眠改善アドバイス
睡眠検査の流れ
ご自宅で行える検査となります。詳しい検査方法や注意点などは診察時にご説明いたします。
- Flow01
睡眠アンケートを回答します
- Flow02
自宅で5晩の睡眠、
2晩の血中酸素ウェルネスを
測定します - Flow03
睡眠の総合評価レポートが
届きます
睡眠検査の料金
-
1回 ¥27,500(税込)
睡眠検査は保険適用外となります。さらに詳しくはお問合せください。
睡眠時無呼吸症候群の治療
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠り出すと呼吸が止まってしまう病気です。このSASは不眠の原因となっていたり、SASを放置すると、心筋梗塞や脳梗塞、さまざまな生活習慣病、昼間の眠気による事故などを引き起こすなどの可能性が高くなるため、治療が必要となります。
歯科医院では、口腔内装置(マウスピース)による睡眠時無呼吸症候群の治療をご提案しております。
そこで睡眠時にマウスピースを装着することにより、気道の閉塞を抑制することができます。就寝中、口腔内に口腔内装置を装着し、下顎を前に出すことで睡眠中の気道の閉塞を防止することで症状の改善を目指します。
医科と連携した診療
健康保険の適用で、睡眠時無呼吸症に対してのマウスピースによる治療を行うには、医師による診断書が必要となります。当院では、耳鼻咽喉科の医師と連携した診療を行っております。「いびき」「日中の強い眠気」「眠りが浅い」などのお悩みがあり、マウスピース治療にご興味がある方は、お気軽にご相談ください。当院から耳鼻咽喉科へのご紹介が可能です。
ソムノデントとは
マウスピースには、さまざまな種類がございます。歯科医院では患者さんの症状や用途にあわせて製作・ご提案しております。当院で取り扱うマウスピースの1つとして「ソムノデント」を取り扱っております。
ソムノデントは、患者さんお一人おひとりにカスタムメイドされた装置で、上下歯列にフィットするプレート部分と、その形状で特許を取得した独自のウィング部分で構成され、装着時に顎位の動きを規制しながらも、自由に開口できるように設計されています。また、上顎部には顎位を微調整するためのスクリューが装着されるため、装着後の調整も簡単におこなうことができます。快適かつ効果的に閉塞性睡眠時無呼吸症の治療をおこなうことができます。
ソムノデントの特徴
ソムノデントは、装着時に受ける不快感や拘束感をできる限り少なくすることで、患者さんが装置に慣れるまでの期間を短縮し、継続的な使用を可能にする治療装置となっています。
- カスタムメイドなので正確にフィットする
- 装置装着中に口の開け閉めが自由におこなえる
- 会話や、水を飲むことや、あくびもできる
- 下顎位置の微調整が容易におこなえる
ソムノデントの治療のリスク・注意点など
睡眠検査は保険適用外の検査となり、検査費用は全額自己負担となります。
健康保険の適用で睡眠時無呼吸症に対してのマウスピース製作を行う場合には、医師による診断書が必要となります。
マウスピース(ソムノデント)作製をご希望の方は、当院にて歯列の精密な型取りと、顎位の採得を行い、専門の施設にて患者さんオリジナルのマウスピースを製作いたします。治療開始まで、製作・試適・調整など含めて約3週間くらいの期間がかかります。
睡眠時無呼吸症候群治療のご相談
睡眠検査をご希望の方も、マウスピース製作をご希望の方も、まずはお気軽にご相談ください。ご来院の際に、問診や口腔内の検査を行い、検査や治療内容の詳細を担当の歯科医師よりご説明させていただきます。メリットだけでなくリスクなどもご説明させていただきます。
内容をご確認いただいたうえで、治療や検査に進むかどうかを選択いただければと思います。